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仕事を求めている障害のある人

障害のある人は働きたいと思っています。多くの障害のある人が公共職業安定所などで仕事をさがしています。
障害のある人の雇用を進めるために「障害者の雇用の促進等に関する法律」が定められていて、企業は従業員の1.6%に相当する身体障害者や知的障害者を雇用することとしています。
しかし残念ながら、実際の雇用率は1.47%(平成8年6月)程度で、まだ雇用率を達成していない企業が多いのです。
障害が重度の人は働けないと思っている人がいますが、それは間違いです。障害のある人もいろいろな仕事ができるのです。難しそうに見える仕事でも、ちょっとした工夫で働けるようになります。
あのお店にも、この会社にも、どこにでも障害のある人が働いている−それがあたり前の社会になってほしいと障害のある人たちは願っています。

 

 

 

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